仕事がはかどるホームオフィスのレイアウト術!おしゃれで快適に過ごすコツも紹介

2024年1月23日

ホームオフィスは、自分に合ったレイアウトにすることが大切です。仕事内容や自宅の環境を加味してレイアウトすれば、家事を含む生活や仕事を両立できるホームオフィスを手に入れられるでしょう。本記事では、仕事がはかどるレイアウトやおしゃれで快適に過ごすコツを解説します。

仕事がはかどるホームオフィスのレイアウトとは

仕事のためのスペース

仕事がはかどるホームオフィスには、集中できる環境が欠かせません。自宅に仕事場を作ると家族の存在や生活音が気になったり、ついついだらけてしまったりすることもあるでしょう。まずは快適なホームオフィスにするレイアウトのコツを紹介します。

仕事と生活の距離感を保つ

集中できるオンのスペースとリラックスできるオフの空間を作り、仕事と生活の距離感を保ちましょう。家族との共有部分にホームオフィスを作ると気が散漫してしまい、仕事に集中できない可能性があります。そのため、コンパクトでも専用の仕事スペースを確保することが大切です。

スペース的に難しい場合は、家具の色をオンオフで分けると気持ちの切り替えがしやすくなります。仕事の空間を演出して集中させるために、時計やカレンダーなどのアイテムをデスクに置いて雰囲気を作るのもおすすめです。

生活音などの遮音対策をする

生活音などの遮音対策には、専用の空間を作ると良いでしょう。なぜなら、家族のいるリビングなどのオープンな空間では、テレビや話し声などの生活音が気になり、集中しにくくなります。また、リビングが外に面している場合は、車の音や工事などの野外の騒音が原因で、仕事に集中できなくなるかもしれません。

もし専用の空間を作れないのであれば、吸音パネルやパーテーション、防音カーテンをつけたり、耳栓を使用したりするのがおすすめです。生活音や野外の騒音対策だけでなく、Web会議などの仕事の内容を家族に聞かれずに済みます。

視線を遮って集中できる空間を作る

家には娯楽になるものが溢れているため、視線に入らないよう遮って集中できる空間を作りましょう。例えば、趣味のアイテムがあればつい仕事を中断してしまったり、家族が見ているTVが気になったりして、集中力が途切れやすくなります。また、来客や家族の視線が気になることもあるかもしれません。

対策として、ついたてやカーテンのような簡易的な目隠しを活用するのがおすすめ。リビングではテレビ、寝室ではベッドが見えないようにホームオフィスを配置すると視線を遮られ、仕事に集中できます。

場所別ホームオフィスのレイアウト

寝室と壁で仕切られたホームオフィス

ホームオフィスをどの部屋に設置するかは、環境や希望などを考慮して決めましょう。ここでは、家のさまざまな場所ごとに、おすすめのレイアウトを紹介します。

個室 アイランド型と三方が壁のレイアウト

個室の書斎

仕事用の個室におすすめのレイアウト2パターンを紹介します。

1つ目は、部屋の中央かつドアと向かい合わせに机を配置するアイランド型です。このレイアウトは部屋の大きさにゆとりがある場合や開放的な空間が好きな人に向いています。机の真うしろにドアがあると、いつ開くかわからないドアを意識してしまい、仕事に集中できないかもしれません。ドアと向かい合わせに座る配置は、部屋に入ってきた人にPC画面をいきなり見られないなどの安心感につながります。

2つ目は、三方を壁に囲まれるように机をレイアウトする方法。コンパクトな部屋の場合や狭い空間の方が集中できる人向けです。壁に囲まれた幅1.5~2メートルの2畳ほどの空間なら充分でしょう。

正反対の2パターンですが、好みにあったレイアウトを選択することで集中力が高まります。

リビング 仕切りでオンオフが切り替えられるレイアウト

仕切られているリビングと書斎

リビングは、仕事をしながらも緩やかに家族の気配を感じていたい人向けの場所です。オンオフを切り替えやすくするには、ロールカーテンなどの開閉できる間仕切りをつけるのがおすすめ。

リビングでも集中したい場合は、机を壁へ向けたレイアウトにしましょう。窓が視界に入る位置にデスクを配置すると、仕事中も開放感を味わえます。

ダイニング スペースを有効活用したレイアウト

ダイニングは料理や子どもの世話などにすぐ取り掛かれるため、家事や育児と仕事を両立したい人に向いています。もし、ダイニングにホームオフィスを設置するなら、ダイニングテーブルとは別にデスクを用意しましょう。ダイニングテーブルを流用してしまうと、食事の度に片付けなければならず、仕事を中断したままにできません。また、ダイニングテーブルや椅子は仕事を想定して設計されていないことが多いため、身体の負担になることもあります。

キッチンカウンターがある場合には、デスクを寄せるようにレイアウトすることで、仕事から家事へスムーズに移れます。カフェ風のインテリアに統一すれば、仕事場と家庭の雰囲気がバランス良くおしゃれに保てます。

また、壁面を使うなら、奥行きが約45~60センチ・長さが120~180センチのロングデスクがおすすめです。勉強をする子どもと横に並んで仕事ができます。ロングデスクは足元にスペースがあるため、デスクの下にキャスターつきのキャビネットなどの収納を置くと便利です。

寝室 圧迫感のない半個室のレイアウト

書斎のある寝室

寝室はリビングから離れている間取りが多く、家族に邪魔されにくいため、ホームオフィスを設置するのに向いています。また、就寝時にのみ使う寝室の有効活用にもなります。

寝室をホームオフィスにする場合は、ベッドについ横になりたくなってしまうのを防ぐために、ガラスのスクリーン扉やブラインドなどで仕切るレイアウトがおすすめ。壁よりも圧迫感が出ない上に、インテリアの観点からもおしゃれなアクセントになります。

設計のタイミングで寝室の形をL字にしたり、壁で区切ったりして半個室のような奥まった空間を作ると、よりプライベート性が高いホームオフィスになります。このレイアウトならリモート会議でも寝具が映り込みません。

スキップフロア 開放感溢れるレイアウト

スキップフロアを利用してホームオフィスにするレイアウトは、上下の階の気配を感じ取りながら、独立した場所で仕事に集中できます。

また、階段の途中にデスクを設置することで、通路と書斎の機能を兼ね備えた効率の良いレイアウトになります。中2階を吹き抜けの天井にすれば、開放感溢れるおしゃれな空間づくりも叶うでしょう。狭小住宅でも、ホームオフィスとして専用の空間が作れます。

廊下 スムーズな動線が叶うレイアウト

廊下にホームオフィスを設ける場合、通勤通学の時間帯を除くと人の行き来が少ない場所なので集中しやすく、さらに場所の有効活用になります。

また、各部屋への動線もスムーズなので、家事との両立もしやすいでしょう。設計のタイミングで、階段下収納や廊下の壁に大きめの棚を設置すれば書類や仕事道具をしまえます。

おしゃれで快適に過ごす!ホームオフィスのレイアウトポイント

茶色い椅子と照明を設置したPCスペース

仕事がはかどるホームオフィスにするには、おしゃれで居心地の良い空間にすることもポイントです。ここでは家具選びのポイントやWeb会議に映える背景の作り方を解説します。

家具にこだわる

快適なホームオフィスにするためには、仕事がはかどる家具を選びましょう。椅子は長時間座るため、身体や机の高さに合わせたものを選ぶのがベストです。ヘッドレストや肘掛けがついた椅子も身体への負担を軽減できます。

デスクはパソコンや資料など、使う仕事道具に合わせた大きさを選んでくださいね。仕事道具を整理するために収納棚を近くに置いたり、集中力を高められる寒色系の照明をつけたりするとより仕事がはかどります。

Web会議で映える空間を作る

Web会議で映り込む背景のために、アクセントになる壁を一面作っておきましょう。おしゃれな壁紙を使ったり、存在感のある観賞植物を配置したりしてアレンジするのがおすすめ。

シンプルな壁なら、スタンドライトを壁に光が刺すように向けるとニュアンスが出ます。これから家づくりをするなら、アクセントになる壁を作ってみてくださいね。

自分らしいホームオフィスを叶えるために展示場に行こう

モデルハウスで専門スタッフに説明を受ける夫婦

どのようなレイアウトが自分に合っているのか考えるきっかけとして、ホームオフィスの実例が見られる展示場に行くのもおすすめです。専門家と話して提案をしてもらうのも良いでしょう。ここではホームオフィスが備わっているモデルハウスが見学できる展示場を紹介します。

tvkハウジングたまプラーザ

tvkハウジングたまプラーザでは、仕事がはかどるホームオフィスや書斎、自由に使える多目的な部屋などを備えたモデルハウスが見学できます。住みたい街として人気のおしゃれなエリアにある展示場です。

秦野住宅公園

秦野住宅公園には、家族だんらんを大切にしつつ自分の時間を確保できるよう工夫されたモデルハウスがあります。親子で楽しめるイベントも開催しているので、子連れでも気軽に行けておすすめです。

自分に合ったレイアウトで快適なホームオフィスを手に入れよう

観葉植物を多く配したPCワークスペース

ホームオフィスのレイアウトには多くの選択肢があります。自分の好みやライフスタイルに合わせて考えると良いでしょう。おしゃれで快適なホームオフィスを実現して、仕事もプライベートも充実させてくださいね。