新感覚住宅展示場で笑顔になる!「新百合山手丘の上MARKET」の魅力

地元住民の交流や憩いの場として愛されている『tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘』。子どもたちに向けたワークショップや、アート系のイベントなどさまざまな催しが開かれる中、老若男女を問わずを注目を集めているのが「新百合山手丘の上MARKET」です。

こちらに参加しているのは、地元・川崎市の農家が運営する「畑から、台所へ。」さん。麻生区で採れた新鮮な野菜や生みたて卵を味わうことができるとあって朝から訪れる人が絶えない人気ぶり。 どんな大地の恵みが並んでいるのでしょうか。さっそく訪れてみましょう。

農場直送だから安くて美味しい!

住宅展示場の一角に開かれた「畑から、台所へ。」のマルシェ

地元・川崎麻生区産の野菜や鶏卵を販売する「畑から、台所へ。」は、「いのうえのうえん」の井上広基さん、「谷戸畑」の飯草純さん、「市川進養鶏場」の市川雅貴さん、「Slow Farm」の安藤圭太さんと安藤朋彦さん、「ICHIKAWA TOMATO FARM」の市川悟さんたち、5つの農園で働く若手ファーマー6人が集まってできたグループです。

「こだわりはグループ名の通り、市場や仲卸といった仲介業者を通さず、直接消費者に届けることで楽しむことができる新鮮さ。
もともと地元の野菜直売会で顔を合わせていたメンバーでしたが、もっと地元産の野菜を知ってほしい、見せ方をオシャレにすることで、若い人たちに野菜の魅力を知ってほしい。そのために新鮮なものをそのまま直送したい。そんな気持ちから『畑から、台所へ。』を立ち上げました」と、いのうえのうえんの井上さん。

いのうえのうえんの井上さん

メンバーが想う新百合ヶ丘の素晴らしさ

「新百合ヶ丘の魅力は、人気の住宅地なのに里山がすぐ近くにあり、文化と自然が共存しているところ。駅周辺にはマンションが立ち並ぶ一角があるけれど、少し歩けばトンボや蝶が飛び交う自然が残されている魅力的で珍しい場所。
僕たちはそうした新百合ヶ丘の自然の中で美味しい野菜を作り、ダイレクトに皆さんの元に届けることを目標にしています」

「いのうえのうえん」では、ナスやトマトといった馴染みのある野菜のほか、コールラビや神奈川県の伝統野菜・万福寺人参(万福寺鮮紅大長人参)といった珍しい野菜も栽培されています。

「僕ね、実家が農家だったんですけど、後を継ぐなんてこれっぽっちも考えていなかったんです。でも、いざ農家になってみると、すごく楽しくて。
新しい野菜をつくる『挑戦』をする楽しさはもちろんですが、仲間ができて、いろいろなことができるようになって、本当に充実した毎日を送れるようになりました。

農家になっていなかったら、こんな楽しい人生になっていなかったので、今は農家になって良かったな、と。そう思っています」

そんな井上さんはこれまでに、地元の人気ブーランジェリー「nichinichi」や新百合ヶ丘の駅ビルにあるカフェなど、地元のお店とのコラボも行い、育てた野菜を使ったメニューやパンも販売しています。

「野菜を通して、地元のさまざまな人との付き合いが広がりました。本当にありがたいですね」

住宅展示場が紡ぐ、人と人との絆

「畑から、台所へ。」の皆さんは、新百合ヶ丘や近隣エリアで開催されている、多くのマルシェやマーケットに出店していますが、ここ「tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘」での開催は特別なのだとか。

「住宅展示場という場所柄か、広くて穏やかで、僕たちもお客さんもゆっくりくつろいで楽しむことができるような気がするんですよ。

こちらでやらせていただくのは今回で3回目なのですが、声をかけていただいて本当に嬉しかったですね。これからも美味しい野菜や鶏卵、フルーツを届けていけるよう、僕たちもがんばります」

取材にお伺いした日は朝からお客さんが絶えない盛況さ。まるまるとした白菜や大根、美味しそうなイチゴが次々とお客様の手に渡っていきました。

モデルルームを見学すると野菜をプレゼント!

しかも、嬉しいことに住宅展示場内のモデルルームを見学すると、野菜の詰め合わせがもらえると特典も!
どの野菜かはその日に売られているものものによるのだとか。というわけで、取材日に並んでいた野菜をピックアップ!

「万福寺鮮紅大長人参」は神奈川県の伝統野菜のひとつ。60~80cmとゴボウのような長さで、中心までしっかり朱色に染まっているのが特長。

コールラビは直径6cm程度のものが、実が柔らかくていちばん美味しいといわれています。
生のまま刻んでサラダに。薄くスライスしてマリネや炒め物に使っても美味。

「ICHIKAWA TOMATO FARM」の市川悟さんが育てた真っ赤なミニトマトは、深みのある旨味。畑から直接台所に届く新鮮さが嬉しい。

「黒川の生みたて卵」の名前で地元では有名な、市川進養鶏場の市川雅貴さんが生産する麻生区産の卵。TKGに、目玉焼きに、どんな料理にも合い食卓を彩ってくれます。

「Slow Farm」の安藤圭太さんが作る完熟イチゴ。甘くて香りが良く、とても美味しいと地元でも評判です。

おわりに

住宅展示場から、私たちの食卓へ――tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘」では、そんな新しいコミュニケーションを楽しむができました。ちなみにこちらのマーケットは、今後、新しいお店を加え、規模を大きくしていく予定とのこと。
ちょっとお買い物をしに住宅展示場に行く――そんな文化が根付く日も近いかもしれませんね。

次の週末はぜひ、ご家族そろって「tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘」へ。
未来の家づくりを夢見るとともに、家族の絆を深める日をお楽しみください。

 

畑から、台所へ。公式Facebook

 

Photo_Kohji Kanatani Interview & Text_Megumi Waguri Edit_Yasushi Shinohara