編集部員が体験!簡単&楽しい夏野菜の家庭菜園

2021年5月17日

手軽に自然に触れ合え、美味しい野菜を味わえる家庭菜園。やってみたいとは思うものの、なかなか手を出せないという人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、会員制の貸し菜園「アグリス成城」の支配人・森口智康さんにインタビュー! 家庭菜園の魅力や始め方を教えてもらいます。

教えてくれるのは「アグリス成城」支配人・森口智康さん

もともとは園芸業界でキャリアを重ね、アグリス成城には立ち上げと同時にジョイン。好きな野菜はトマト。

体験する編集部員今回森口さんに家庭菜園を習うのは…

LIVE-RARY編集部 木下。自然との触れ合いに興味があり、海外で農業体験をしたことも。マンションのベランダでも育てられる野菜を探している、家庭菜園初心者。

家庭菜園の魅力とは?

木下:スーパーでも売っている野菜を、あえて自分で育てる醍醐味ってなんでしょうか?

森口さん:まずは、シンプルにさまざまな野菜を収穫するのは楽しいですよ。あとは、野菜の生命力を間近で実感できることが一番の醍醐味かもしれません。
小さな種や苗から始まって、天気によって成長のスピードが変化しますし、途中で虫に食われてしまうこともあります。それでもマメに手入れをしていれば、初心者でも1〜2ヶ月後にはそれなりの量を収穫できるんですよね。

木下:手間暇かけて育てた分、食べるときの喜びも大きそうですね。

森口さん:ニンジンが嫌いだったお子さんが、自分で育ててみたら喜んで食べるようになった例もありますよ。収穫したばかりだと味がとても濃くて甘みも強いんですよね。
自分で作れば安心感もありますし、お子さんに獲れたての野菜の美味しさを教えてあげるために始める人が多いです。

食育という意味でもとても有意義

アグリス成城の貸し菜園ではいろんな野菜がすくすく

木下:自分で「見る」「触れる」「食べる」のはすごく貴重な体験になりそうですね。

森口さん:そうですね。例えば大根も、葉が落とされた状態で売り場に並んでいます。あれは体積を小さくして出荷のコストを抑えたり、成長を止めるための手段なんです。一方、自分で収穫して持ち帰れば葉っぱまで美味しく食べられます。
そうやって野菜の新たな魅力に気づける“食育”という観点でも家庭菜園は魅力的です。また、同じ野菜をたくさん収穫すると同じ食べ方に飽きてくるので、レシピを工夫している人も多いです。

木下:結果的に料理の上達も期待できるということですね!

森口さん:そのレベルに達するとどんどん楽しくなって、家庭菜園が長続きすると思います。

木下:初心者が気をつけるべき注意点はありますか?

森口さん:あまり気合いを入れすぎないことですかね。
野菜作りは天候に左右される部分も多く、失敗はつきものです。「絶対に思い通りに育ててやる!」なんて意気込んでいると、ちょっとしたトラブルで心が折れてしまうことも。最初はハードルを上げすぎずに、「ひとつ収穫できたらラッキー」ぐらいの心持ちでも良いかもしれません。
一時期だけ頑張ればちゃんと育つわけではありませんし、地道な作業を気長に楽しんでもらいたいですね。

今の時期に育てられるオススメの夏野菜

木下:これからの時期に植えられるオススメの野菜を教えてください!

森口さん:夏野菜を植えるベストのタイミングは、ゴールデンウィークから5月いっぱい。ちょうど今ですね。
家庭のプランターでも育てやすいのはピーマン。収穫量が多く、耐病性にも優れているので作りやすいですよ。
プチトマトも人気ですね。丁寧に育てればひと夏で100個くらいは収穫できると思います。

家庭菜園に必要なもの

テーブルの上に並ぶ家庭菜園の材料

木下:初心者は最初にどんな道具をそろえるべきですか?

森口さん:野菜にもよりますが、プランター・土・支柱が基本。あとはじょうろやスコップもあると便利です。
プランターはだいたい直径30cm以上、または65cm幅くらいの野菜用の深型タイプ。土は特売品を買うと質が悪いこともあるので、園芸業界で有名なメーカーの野菜用培養土を使うと安心です。分からなければお店の人に聞いてみるのもありです。ピーマンやプチトマトなど高く育つ野菜を植えるなら、120~150㎝の支柱を選びましょう。

実際に家庭菜園を体験!

自然派女子の編集部員・木下が家庭菜園に挑戦! 森口さんにレクチャーしてもらいながら、リーフレタスの植え付けにチャレンジしました。

森口さん:サラダに欠かせないレタスは、実は初心者でも簡単に育てることができる野菜のひとつです。
リーフレタスのように玉にならないタイプはプランターで簡単に栽培でき、60日ほどで収穫できますよ。ベランダで育てる場合は、できる限り陽当たりと風通しが良い場所にプランターを置いてあげてください。

①プランターに軽石を敷く

軽石は土の排水性や通気性を良くする働きがあり、根腐れの予防に効果があります。プランターの底が見えなくなる程度にまんべんなく敷いてください。

②培養土で底上げをする

プランターの8分目を目安に培養土を入れてください。量の目安は3株つくる場合、培養土は14リットル程度になります。

③苗を植える

苗をポッドから外して間隔が均等になるように植えたら、土を加えて隙間を埋めます。

④水やりをする

プランターの下から水が滴るくらい、たっぷりと満遍なく水を与えてください。日々の水やりはさじ加減が非常に難しいですが、「土の表面がサラサラに乾いたらたっぷり与える」が目安です。レタスのように葉が大きい野菜は、雨が降っても土まで水が行き届いていない可能性があります。土の乾き具合をよく観察することがポイントです。

植え付け作業を終えて

プランターに並ぶリーフレタス

木下:無事に育ってくれるか不安もありますが、収穫が楽しみです!やっぱり土に触れて、生きた野菜と接すると癒されますね。
今はコロナ禍でストレスが溜まりがちな人が多いと思いますが、野菜を育てることには精神的なメリットもあると思いますか?

森口さん:野菜ってマメに手入れをすれば強く育ってくれますし、人の愛情に対して正直に答えてくれるんですよね。それと、想像以上に生命力が強くて、ひょうが降って苗がズタズタになってしまっても、復活することだってあります。
癒しを感じることもあれば、勇気をもらえることもある。園芸療法の研究が進んでいるように、心身の健康回復を期待できるのではないかと思います。作業に没頭しているとリフレッシュにもなるので、ストレス解消にもピッタリですよ。

アグリス成城 店舗情報

アグリス成城外観

東京都世田谷区成城5-1-1
営業時間9:00~18:00
公式サイト

編集部からお知らせ

地域に密着したスタイルが愛されている住宅展示場「tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘」と「tvkハウジングプラザ二俣川」では、アグリス成城さんによるイベントを定期的に開催中なのでお見逃しなく!

tvkハウジングプラザ新百合ヶ丘
tvkハウジングプラザ二俣川

Photo_Kohji Kanatani Interview & Text_Satoshi Asahara Edit_Yasushi Shinohara