住みやすさで人気の厚木市。その理由とファミリー目線でのポイントを解説

2021年8月31日

住みやすさで徐々に人気が高まっている厚木市。特にファミリー世帯を中心に支持を集めているようです。そこで本記事では、厚木市が住みやすいとされる理由や、ファミリー世帯に嬉しい、充実した子育て支援制度などについて解説します。また、ファミリーで楽しめる厚木市の施設やイベントも紹介するので、チェックしてください。

厚木市とはどんな所?

青い空と木々の緑

厚木市が人気の街である理由を見る前に、まずは厚木市がどのような所なのか、立地・特徴・人口などからチェックしていきましょう。

神奈川県の中央部に位置する厚木市

厚木市は、神奈川県の中央部に位置する都市で、東側には相模川が流れ、西側には丹沢山麓が広がっています。自然が豊かなだけでなく工業も盛んで、厚木市内で働く人もたくさんいます。もちろん、市外へ働きに出る人もおり、ベッドタウンとしての要素もあります。

厚木市の人口

2021年6月時点での厚木市の人口は223,964人、世帯数は101,293世帯です。

続いて、住みやすさにおいて人気が出てきている厚木市の魅力にさらに迫ります。

厚木市の住みやすさポイント【交通】

走行中の小田急線

厚木市は、交通面において非常に利便性が高い都市です。厚木市の交通に関する住みやすさのポイントを解説します。

①都市部へのアクセスが良好

厚木市には小田急電鉄が走っており、本厚木駅と愛甲石田駅があります。厚木駅も厚木市内にあると思われがちですが、こちらは海老名市にある駅です。

本厚木駅・愛甲石田駅からは、新宿まで約1時間、横浜まで約40分で移動可能。しかも乗り換え不要なので、移動が大変スムーズです。

②路線バス網が充実

路線バスが充実しているのも交通面での魅力です。厚木市内には、神奈川中央交通のバス路線が広がっています。バスの本数が多く、また、いろいろな場所から駅へアクセスしやすい点が便利です。

③4つの国道が整備

電車とバスを利用できる都市ではありますが、車を使って生活している人も多いです。市内には4つの国道が整備されており、道路沿いには大きなお店がいくつも並んでいます。また、高速道路にアクセスしやすいので、県外などに遠出する際にも便利でしょう。

厚木市の住みやすさポイント【治安】

新しく住む場所で、安心・安全な暮らしができるかも気になるところです。特に、小さい子どもがいるファミリー世帯は、チェックしておいた方が良いでしょう。ここでは、厚木市の治安について解説します。

①本厚木駅から離れると住宅街エリア

本厚木駅周辺は、夜遅くまでやっているお店などがあるため、夜でも明るくにぎやかです。ただし、女性や小さい子どもの一人歩きには気を付けた方が良いかもしれません。

駅から少し離れると住宅街が広がります。駅前とはガラリと雰囲気が変わり、のどかで静か。治安も比較的良いです。

②愛甲石田駅はファミリー層中心のエリア

愛甲石田駅は、本厚木駅と異なり繁華街がありません。そのためか、ファミリー層が多く、厚木市の中でも治安が良いとされています。

厚木市の住みやすさポイント【子育て】

手をつないで歩く親子

ファミリー世帯にとっては、子育てしやすい街かどうかも住みやすさの判断材料になります。ここでは、厚木市の子育て支援について見ていきましょう

①子どもの医療費を助成

厚木市には子ども医療費の助成制度があり、市内に住む中学生までの子どもが対象です。事前に医療証を発行すれば、保険診療内の通院・入院の医療費における自己負担分が助成されます。特に所得制限はありません。

受診する際は、病院の窓口で、保険証と併せて医療証を提出するだけで助成が受けられます。制度に関する細かい内容は、こちらで確認してください。

厚木市子ども医療費助成

②共働き世帯への手厚いサポート

子どもがいる共働き世帯向けに、「幼稚園送迎ステーション」と「放課後学童クラブ」などの制度が充実しています。

幼稚園は保育時間が比較的短め。「幼稚園送迎ステーション」は、幼稚園の保育時間外に子どもを預かり、さらに幼稚園までの送迎をおこなってくれるサービスです。幼稚園に子どもを預けて仕事をしている人にとっては、とても助かるでしょう。

また、厚木市内すべての小中学校には「放課後学童クラブ」が設置されています。平日は19時まで、さらに土曜日や夏休みも開放されているので、夜遅くまで仕事をしている人には最適。また、病気療養中で子どものお世話ができないときに利用できる点も魅力的です。

③子育て支援の仕組みが充実

アミューあつぎという建物内には、子育て支援センターが設置されています。子ども・ママ同士が交流できたり遊べたりするだけでなく、子育て相談も可能です。センターでは、子育て中の親を対象とした講座も開催されているので、リフレッシュのために参加するのも良いでしょう。

また、厚木市には子育てコンシェルジュが創設されており、保育園・幼稚園・子育て支援施設などの案内や相談が受けられます。

乳幼児がいると、おむつなどのベビー用品にお金がかかりますよね。厚木市では、0歳の子どもがいる世帯を対象に、毎月4,500円相当の紙おむつ・おしりふき・ウェットシートのベビー用品(いずれか1つを選択)を支給しています。

厚木市の住みやすさポイント【施設・飲食店】

駅前にある商業施設

買い物や食事などができる施設の豊富さも、住みやすさにおいて重視したいポイントの1つです。ここでは、厚木市内の施設や飲食店について確認しましょう。

①駅周辺には商業施設が集結

駅の北と南で雰囲気が異なるのが、本厚木駅周辺の特徴。本厚木駅の南側には住宅が広がっていますが、北側には商業施設や飲食店が豊富にあります。本厚木ミロード・ガーデンシティ厚木・イオン厚木店や複数のスーパーがあるので、本厚木駅周辺で、一通りの生活必需品が揃えられるでしょう。

②お店の周囲が豊富な商店街

本厚木駅の北側には、「一番街通り」という商店街があり、飲食店が豊富。本厚木の中では一番にぎやかな場所と言っても良いでしょう。昼と夜とで雰囲気が変わるのが特徴で、夜には居酒屋など夜のお店が開きます。

ファミリー世帯が楽しめる、厚木市の施設&イベント

ファミリーで厚木に住むのなら、家族で楽しめる施設やイベントがあれば、より厚木ライフを楽しめるはず。ここでは、ファミリー世帯におすすめの厚木市内にある施設や開催されるイベントを紹介します。

①七沢森林公園

横浜スタジアム24個分の広大な敷地が魅力的な七沢森林公園は、自然を肌でたっぷり感じられます。散策道やハイキングコースを歩けば、季節ごとに異なる風景を満喫できるでしょう。

その他、子どもが体を使って遊べるアスレチックや、創作体験ができる施設があるので、家族時間を存分に楽しめますよ。

②あつぎ鮎まつり大花火大会

厚木市で最大の祭が、毎年夏に開催される「あつぎ鮎まつり花火大会」。コンサート・ダンス・花火大会などの大きな催し物がおこなわれます。花火大会では約1万発の花火が打ち上げられ、見ごたえ抜群。神奈川県内でも人気が高い祭で、毎年約50万人もの見物客が訪れます。

2021年は、オリンピックや新型コロナウィルスの影響で、10月開催の予定です。ただし、状況次第では開催できない場合があるので、随時情報をチェックしてくださいね。

③荻野運動公園

プール・テニスコート・体育館などの設備が充実した運動公園です。なかでもファミリー世帯におすすめなのが、多目的広場があるエリア。広場に広がる芝生の上で、家族で自由に遊べます。園内には季節折々の花が咲いており、散策するだけでも楽しめるでしょう。

遊具も豊富にあるので、子どもも元気に体を動かして遊べます。ロング滑り台が特に人気で、親子で滑って楽しむのも良いですね。

厚木市での家を検討中なら、厚木住宅公園の見学に!

一戸建ての家が並ぶ通り

厚木市での新生活を検討しているのであれば、モデルハウスを見学して、新生活のイメージを膨らませみてはいかがでしょうか。

厚木市内でおすすめの展示場が、厚木住宅公園です。30年もの歴史があるので実績が豊富。大手住宅メーカーのモデルハウスの見学が可能です。国道沿いにあるのでアクセスが良く、また事前予約を利用すれば、当日待つことなく見学できますよ。

住みやすさの理由を知り、厚木市での新生活をイメージしよう!

ソファでくつろぐ家族

交通や買い物において利便性が良く、子育て支援も盛んな厚木市。ファミリー世帯におすすめのエリアで、住みやすさの面でも高く評価されています。厚木市の魅力や治安、子育て支援サービスなど、住みやすさのポイントを詳しく知り、厚木市でスタートさせる新生活のイメージを膨らませてみましょう!