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住まいのコラム 一軒家購入の相場はどれくらい?地域別の土地代や建築費などについて解説 公開日:2025年12月23日(火)
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「将来的には一軒家を建てたい」と思っている方にとって、やはり一番気にかかるのは費用のことではないでしょうか。一軒家の購入は、人生で最も高額な買い物といえます。

今回は、一軒家の平均的な購入価格や費用の内訳、資金計画の立て方などについて解説します。

一軒家の予算はどのくらい必要?

まずは最新のデータから一軒家のリアルなお金の事情を見ていきましょう。

Q1.一軒家(戸建て)の平均的な購入金額はどのくらい?

住宅金融支援機構の「2024年度フラット35利用者調査」によると、住宅別の所要資金(手持金と借入金の合計)の全国平均は以下の通りです。

融資区分 所要資金 前年比
土地付注文住宅 5,007万円 +104万円
注文住宅 3,936万円 +73万円
建売住宅 3,826万円 +223万円
中古戸建 2,573万円 +37万円
マンション 5,592万円 +347万円
中古マンション 3,033万円 -4万円

参考:住宅金融支援機構 「2024年度  フラット35利用者調査」

このデータからは、一軒家よりマンションの購入金額の方が高いことが分かります。マンションは都市部を中心に高騰している一方で、一軒家はエリアの選択肢が広く、予算に合わせた調整がしやすいためと考えられます。ただし、登記費用などの諸費用は別途必要になります。

一軒家は高いと決めつけず、検討してみる価値は大いにあります。

Q2.一軒家の相場は地域によってどのくらい違う?

一軒家を購入する際は、「土地」と「建物」の相場を知ることが重要です。特に土地はエリアによって価格差が激しく、総額に大きく影響します。

ここでは、住宅金融支援機構の「2024年度フラット35利用者調査」に基づき、土地付注文住宅の地域ごとの相場を確認しましょう。

土地付き注文住宅の地域別平均(所要資金)

土地付注文住宅 全国平均 首都圏 近畿圏 東海圏 その他地域
建設費 約3,512万円 約3,506万円 約3,367万円 約3,616万円 約3,550万円
土地取得費 約1,495万円 約2,285万円 約1,826万円 約1,360万円 約985万円
総額 約5,007万円 約5,791万円 約5,193万円 約4,976万円 約4,535万円

参考:住宅金融支援機構 「2024年度  フラット35利用者調査」

このように、首都圏と他地域では総額に大きな差があります。主な要因は「土地取得費」の違いです。首都圏では平均2000万円を超える一方、その他地域では1000万円未満に抑えられています。

一方、建物の建設費に関しては、土地取得費ほど大きな地域差はありません。どの地域でも約3,500万円となっています。予算計画を立てるときは、土地代をいくらまで抑えるかが総額を左右する重要なポイントといえるでしょう。

なお、すでに土地を保有している場合、注文住宅の地域別の相場は以下のようになっています。

注文住宅 全国平均 首都圏 近畿圏 東海圏 その他地域
建設費 約3,932万円 約4,253万円 約4,119万円 約3,936万円 約3,742万円
土地取得費 約4万円 約12万円 - - 約2万円
総額 約3,936万円 約4,265万円 約4,119万円 約3,936万円 約3,744万円

参考:住宅金融支援機構 「2024年度  フラット35利用者調査」

Q3.頭金はどれくらい必要?

土地付注文住宅を購入した人が用意した「手持金」の全国平均は、約461万円でした。これは総額に対して約9.2%にあたります。

一般的に、頭金の目安といわれるのは住宅価格の10〜20%ほどです。近年は頭金ゼロのフルローンも可能ですが、頭金を用意した方が借入額を減らせるため、住宅ローンの返済が楽になります。また、住宅ローンの審査に通りやすいメリットもあります。

ただし、契約時には現金で支払いが必要な費用もあるため、ある程度の現金を確保しておくことは必須です。

Q4.建築費と土地代以外にかかる費用は?

一軒家の購入には、建築費と土地代に加えて「諸費用」がかかります。工事以外にかかる費用のことで、例えば次のような費用が挙げられます。

● 登記費用(登録免許税、司法書士への報酬など)

● 住宅ローン関連費用(融資手数料、保証料など)

● 火災保険料・地震保険料

● 税金(印紙税、固定資産税、不動産取得税など)

諸費用は、総費用の約3〜7%かかります。基本的には自己資金で支払いますが、諸費用も融資の対象としている金融機関も少なくありません。

ただし、借入額が増えると毎月の返済額が増加したり、住宅ローンの審査が厳しくなったりする可能性があります。ローンに組み込むかどうかは、事前にハウスメーカーに相談しながら慎重に決めましょう。なお、手付金は住宅ローンを組む前に支払うため、現金での用意が必要です。

Q5.資金計画はどうやって立てたらいい?

家づくりは、建物の建築費や外構などの付帯工事費、諸費用などのお金がかかります。綿密な資金計画なしで家づくりを進めると、予算オーバーになりかねません。また、住宅ローンの返済が厳しくなり、家計を圧迫する恐れもあります。一軒家の購入を考え始めたら、以下のステップで資金計画を立てましょう。

1.注文住宅の相場を把握する

注文住宅の相場はエリアや土地の有無によって大きく異なります。まずは、大まかにいくらくらいかかるか確認しておきましょう。

2.必要な費用を正確に理解する

一軒家の購入は、土地代に加え、建物本体の建築費、地盤改良や外構などにかかる付帯工事費、登記費用や税金などの諸費用がかかります。とくに付帯工事費と諸費用については、思わぬ出費とならないよう、初期の段階で内訳を把握しておくことが重要です。

3.頭金をいくら用意できるか確認する

頭金をいくらにするかによって、住宅ローンの借入額が変わります。頭金が多ければ住宅ローンの返済負担が減りますが、その分、貯蓄が減ることにも注意が必要です。頭金を決めるときは、諸費用の支払いや引越し費用などを除外した上で、生活費をしっかり確保できるように慎重に検討しましょう。

4.住宅ローンの返済計画を立てる

住宅ローンは借りられる金額ではなく、返済できる金額から借入額を決めることが重要です。将来のライフイベントを考え、1ヵ月いくらまでであれば無理なく返済できるか計算します。一般的に毎月の返済額は月収の25%以下が目安とされています。

5.購入できる物件価格を計算して予算を確定する

購入できる物件価格は、「頭金」+「住宅ローン借入額」-「購入時にかかる諸費用」で計算できます。予算オーバーを防ぐためにも、返済額から借入額を確定し、そこから逆算して予算の上限を決めることが成功のカギです。

Q6.一軒家はマンションと比べて維持費がかかる?

住宅を購入する際は、購入金額だけでなく、ランニングコストも考えておく必要があります。一軒家の場合、マンションで毎月支払いが必要な次の費用がかかりません。

●管理費

●修繕積立金

●駐車場代

管理費は、共用部の清掃や水道光熱費など管理業務にかかる費用、修繕積立金は、大規模修繕工事に備えて毎月積み立てる費用です。金額はマンションの規模や築年数などによって異なりますが、合わせて月2〜3万円程度かかります。また、車をお持ちの方は毎月駐車場代も必要です。

一軒家も、外壁工事などのメンテナンス費用を貯めておく必要はありますが、自分たちのタイミングで修繕を行えます。また、敷地内に駐車できれば駐車場代も必要ないため、毎月の固定費を抑えやすいのがメリットです。

ハウスメーカー選びのポイント

一軒家の相場を把握したら、次に重要なのはどのハウスメーカーに依頼するかです。信頼できるハウスメーカーを選ぶことが何より大切です。

Q1.契約後に会社が倒産したらどうなる?

注文住宅を建てる場合、建物完成までの間に数回に分割して代金を支払うのが一般的です。

1.工事請負契約時の手付金(工事代金の約1割)

2.着工時の着工金(工事代金の約3割)

3.上棟時の中間金(工事代金の約3割)

4.完成時の残金(工事代金の約3割)

一般的な注文住宅では、契約金、着工金、中間金などを合わせると、建物が完成するまでに支払う金額は約7割に達します。そのため、数百万円〜数千万円の前払い金を支払った後に会社が倒産しないか、不安に感じる方も少なくありません。

結論からいえば、倒産の状況や契約内容によっては、家は完成しないのに支払ったお金が十分に戻らず、住宅ローンの返済だけが残ってしまうという最悪のケースも起こり得ます。

さらに、途中から別の会社に工事を引き継いでもらう場合、引き継調査費や再施工費などが発生し、追加費用がかかることもあります。

そこで、施工を依頼した会社が「住宅完成保証制度」に加入していれば、万が一の場合でも、最小限の負担で家を完成させられる可能性があります。ただし、加入は義務ではないため、ハウスメーカーが加入していない可能性もあります。

このようなリスクを避けるためにも、ハウスメーカーを選ぶ際は安さだけでなく、信頼を最優先して選ぶ必要があります。

Q2.信頼できるハウスメーカーの見極め方は?

信頼できるハウスメーカーを選ぶためには、価格の安さやデザインだけで判断しないことが大切です。まずは施工実績や事業継続年数などで会社の安定性を確認しましょう。見積り内容については、質問した際に丁寧に分かりやすく説明してくれるかも重要なポイントです。

また、家が完成した後に不具合が発生する可能性もあるため、保証やアフターサービスについても確認しておきましょう。倒産のリスクに備える「住宅完成保証制度」に加入しているかも確認しておくとより安心です。

まとめ

一軒家の相場や資金計画の立て方、信頼できる会社選びなどについて解説してきました。一軒家の購入を検討し始めたら、まずは返済できる金額を基準に借入額を算出し、無理のない資金計画を立てることが重要です。

一軒家の購入は大きな買い物のひとつです。ハウスメーカーや工務店を選ぶときは、安さだけで判断せずに、信頼できる会社を選ぶことが大切な資産を守ることにつながります。

まずは住宅展示場のモデルハウスを訪れ、信頼できる担当者にご自身の予算や希望を相談してみましょう。プロのアドバイスを受けることで、理想の家づくりに向けた確かな一歩を踏み出せます。

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