初めてのモデルハウス見学!当日の流れや見学のコツ、事前準備についても紹介

2021年7月29日

初めてモデルハウスを見学するときは、チェックしたいハウスメーカーを2~3社ピックアップし、予約するのがおすすめです。本記事では、モデルハウスを見学するメリットや流れ、見学の際に見ておきたいポイントや事前準備などを紹介します。モデルハウスに足を運び、理想の家をより具体的にイメージしましょう。

モデルハウスを見学するメリット

家を見る家族

住宅展示場でモデルハウスを見学すると、理想の家をよりイメージしやすくなります。まずはモデルハウス見学のメリットを具体的に紹介します。

HPやカタログでは分からないことが分かる

HPやパンフレットに「○坪」「○畳」とあっても、今一つピンとこない方は多いのではないでしょうか? あるいは「スキップフロアや階段下収納などがある」と記載されていても、「どんな感じ何だろう?」とイメージしにくく感じる方も多いでしょう。

モデルハウス見学に行けば、すべての情報は一目瞭然です。文字で得る情報は有益ですが、視覚的な情報が勝るケースは少なくありません。間取りを実際に移動してみれば、家事動線がどうなっているのかもリアルに体験できるのです。

最新の設備に触れられる

モデルハウスは、いわばメーカーの顔。壁や床、キッチン・トイレ・浴室まで、最新設備が採用されているケースがほとんどです。モデルハウス見学をすれば現在のトレンドやあると便利な設備が分かり、家づくりの参考になります。「こんな設備があったら便利だな」「こんなことができるなんて知らなかった…」など、マイホームへの夢や希望がさらに膨らむに違いありません。

担当者から情報を得られる

家づくりについてあれこれ調べていれば、分からないことも出てくるのではないでしょうか? そんなときモデルハウス見学をすれば、疑問に思っていることを担当者にぶつけられます。家づくりのプロと話し合えば、ネットや本では得にくいリアルな情報を得られるでしょう。また、住所や電話番号を伝えておけば、イベントやお得なキャンペーン情報について、すぐに情報をもらえます。

モデルハウスを見学する際の準備

相談する父と子

事前準備を整えておくことで、モデルハウス見学がより有意義なものとなります。モデルハウスを見学する際に準備しておきたいことを紹介します。

見学の際に持参するアイテムをそろえる

モデルハウス見学では、以下のものを持参しましょう。

  • メジャー・筆記具・メモ:各場所のサイズを記録したり、気になることを書いておいたりする
  • バッグ:パンフレットなどをもらった際入れられるよう、大きめのものがよい

なお、カメラも持参できるとよいですが、撮影不可のケースもあります。写真を撮る際は、担当者に一声かけてからにしてください。

見学のチェックリストを作る

モデルハウスの見学は、家のプロと話をするチャンスです。家づくりで気になること・分からないことはあらかじめリストアップしておき、当日担当者に確認しましょう。また、「この設備が見たい!」と気になるものがあったら、それについても書いておくことをおすすめします。

イベント内容・開催時間を調べる

土日や祝日の住宅展示場では、子ども向けのイベントを行っているケースが少なくありません。せっかく家族でモデルハウス見学に出かけるなら、いつ・どのようなイベントが開催されるのかをチェックしておきましょう。楽しいイベントに参加すれば、小さな子どもがいても楽しめることうけあいです。モデルハウス見学がより一層楽しくなりますよ。

モデルハウス見学の流れ

家を見る家族

住宅展示場に行くと決めたら、モデルハウスを選んで、予約をするのがおすすめです。モデルハウス見学の流れについて、当日を含めて紹介します。

見学したいモデルハウスを決める

まずは、モデルハウスに優先順位を付けましょう。住宅展示場には複数のモデルハウスがあります。1日ですべて回るのは難しいため、見たいモデルハウスを2~3社に絞っておくのがおすすめです。モデルハウスをしっかり見学しようと思ったら、1~2時間かかることも珍しくはありません。あまりに長いと、子どもがぐずってしまうことも。「絶対にここは見ておきたい」というモデルハウスから回るのが鉄則です。

モデルハウス見学の予約をする

モデルハウス見学の予約をしておくと、見たいときにすぐ見られます。
また、予約時に記載するフォームに、家族の希望・要望・疑問を書けるのも、予約ならではのメリット。フォームで事情を伝えておけば、担当者は家族の事情を知った上で応対してくれます。モデルハウス見学時の打ち合わせがスムーズに進み、有益な時間を過ごせるでしょう。

当日は担当者と見学や相談をおこなう

当日は目当てのモデルハウスを訪れて、担当者からモデルハウスの詳細について説明を受けます。

  1. 名刺をもらう
  2. 家の見学・説明
  3. 打ち合わせ(場合によっては見積りを出してもらうことも)
  4. アンケートに答える
  5. カタログをもらって終了

「まだ購入時期などは分からないんだけど…」という場合は、その旨を伝えれば問題ありません。モデルハウス見学は、「ただ見たいだけ」でも大歓迎されます。担当者は顧客の興味や意識にあわせて対応してくれるので、気軽に見学・相談に行きましょう。

モデルハウスを見学するときにチェックすべきポイント

虫眼鏡を持つ女性

モデルハウス見学を家づくりに役立てるには、細部まできちんとチェックすることが大切です。モデルハウスを見学する際、どこをチェックするべきか見ていきましょう。

間取り

まずチェックしたいのが、リビングからその他の部屋への動線や家事動線です。実際にその家で暮らす姿をイメージし、使い勝手を考えてみましょう。また、家具や家電が収まるかどうかも重要なポイント。部屋の広さを見るときは、設備を入れた状態で想像してみてくださいね。

設備

モデルハウスの設備でチェックしたいのが、以下のポイントです。

  • 床材
  • 壁材
  • 手すり
  • インテリア製品
  • キッチン設備
  • 浴室設備
  • コンセントの位置や数

この他、外壁や屋根・雨どいなどの外装品のチェックも忘れずにおこないましょう。

機能性

モデルハウス見学をするときは、省エネ性能、耐震や制震機能の確認は必須です。この他、基礎の造りや構造など見えない部分についても、担当者に確認してください。一度建てれば、長く暮らすことになるマイホーム。細部までこだわってきちんと確認しましょう。

モデルハウスを見学する際のポイント

相談中の家族

モデルハウス見学は、「行ってみたい」と思ったときが行き時です。モデルハウス見学のポイントを紹介します。

理想の暮らしをイメージしておく

モデルハウス見学に行くと決めたら、家族で理想の家について話し合いましょう。家族それぞれが「こんな家がいいな」「こんな設備があればいいな」などの理想を持てば、モデルハウス見学がより楽しく、現実的になります。モデルハウス見学の際は、家族全員での来場がおすすめ。家族が個々の視点でモデルハウスを見学すれば、「我が家が理想とするマイホーム」に向けてより具体的にイメージや話し合いができます。

モデルハウスは最高グレードだと承知しておく

モデルハウスそのままを理想としてしまうと、大幅な予算オーバーになるかもしれません。モデルハウス見学の際は、そこにある設備は「最高グレードである」と承知しておきましょう。気に入った設備などがあった場合は、標準グレードはどのくらいなのかを確認するのがおすすめです。

理想の家づくりの第一歩はモデルハウス見学から

家を見るカップル

住宅展示場は、ハウスメーカーの最新モデルハウスをチェックできる場所です。これから家を建てたいと考えている人は、モデルハウスを見学することで「家族の理想の家」をよりイメージしやすくなるでしょう。住宅展示場に行くときのポイントは、理想の暮らしをイメージしておくことと、予約をしておくことです。当日はメモや筆記具、メジャーなどを持参し、間取りや設備などをしっかりチェックしてくださいね。