取材日:2017年12月6日
京急蒲田駅から徒歩3分。
蒲田で大人気のラーメン屋『麺場voyage』に行ってきました!
とってもおしゃれな外観で、ラーメン屋というよりも一見カフェのような佇まいです。
さっそく1番の人気メニューを注文してみました。
こちらが『帆立とキノコの潮ラーメン(800円税込)』です!
ラーメンが運ばれてきてまず『キレイ!』と声を発してしまいました。ホタテの貝殻の形をした最中と、お星さまの形の麩、そして流れ星のようなあられがとっても美しいラーメンがやってきました。
早速実食!
スープは、魚貝の味がしっかりとします。あっさりしているのですが、トッピングされている岩海苔や最中、あられなどと食べることで一層磯の香りを楽しむことができます。
そして驚いたのは、最中を開けてみると…なんと中にキノコをフライしたものが入っていました。これは、店長さんの出身である石川県の名産をベースにしたアイディアなんだそうですよ!このキノコがスープをまた違った味わいへと変化させます。
…と味の変化を楽しんでいるうちに、あっという間に完食してしまいました。
せっかくなので店長の貝原さんにお話しを聞いてきました。
お店がオープンしたのはいつですか?
―2012年の9月15日なので、もう5年以上前ですね。去年の夏までは京急蒲田の別の場所でお店を構えていましたが、移転し今の場所になって半年が経とうとしています。
麺場voyageはどのようなコンセプトでやられているんですか?
―ラーメンは鮮魚貝とキノコをコンセプトにしています。そして店内のイメージは“マリーナ”としています。創業の頃から、自称船長としてお店に立ち続けています。
なぜ、マリーナというイメージをコンセプトにしているんですか?
―実はとってもシンプルなんですけど、小さい子どもから大人まで、多くの人に覚えてほしいという気持ちからですね。お店に特徴があると、お客様の印象にも残りやすいんじゃないかなと思ったんですよね。
なるほど…!確かに一度訪れたら忘れられない雰囲気ですよね!
―うれしいお言葉…ありがとうございます!
貝原さんが思うラーメンへのこだわりはどういったものなんですか?
―僕の出身の石川県の文化を取り入れて、最中を使用しています。鮮魚貝とキノコという2つの軸をぶらさずに、塩ラーメンに力を入れ続けてきました。
ラーメンに入っているキノコは、生しいたけを使用し、ホタテは東北の石巻産を使うことが多いですね。
―貝原さんが、ラーメン屋を営む上で大事にしていることは何ですか?
“美しいラーメンを作る”ことですね。
お客様がラーメンを食べるときに、感動したり、驚いたり。そんな気持ちを味わうことができるラーメンを作ることですかね。
あとは、お客様にフレンドリーに接することで温かい雰囲気を作ることです。
あとはグランドメニューの他にも、お客様がいまだ食べたことないようなラーメンのメニューを作り続けることですかね。
今だとタイ料理のカレーを使ったラーメンもありますよ!こちらも是非。
今後の目標を教えてください。
―誰も食べたことがないようなラーメンをお客様に提供したいですね。日々試行錯誤しながら作っています。
『美しいラーメンを作る』そう語る貝原さんの自信たっぷりのラーメンには、誰もが感動してしまうような、大海原に秘められた希望があるような気がしました。
店長ではなく、船長。
これからも多くのお客様を乗せて、美しいラーメンを提供し続けてくれる店。それが麺場voyageでした。
(環八蒲田住宅公園スタッフ)
店舗名 | 麺場voyage |
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営業時間 | 11:30~23:00(営業時間については公式ツイッターをご覧ください。) |
定休日 | なし |
おすすめメニュー | 帆立とキノコの潮ラーメン800円(税込) |
ご住所 | 東京都大田区蒲田4-37-7 |