住まいのトレンド - エクステリア&ガーデニング -
自然農薬
庭の果物や野菜をとって、土や汚れを洗い落として生のままいただく。これ以上、新鮮な味を楽しめる方法はないでしょう。じつは、こうした楽しみは無農薬だからできること。農薬がついているとこうはいきません。ただし、農薬を使わないと食卓にのぼる前に虫に食べられてしまいます。そこでお薦めなのが、自然農薬です。植物を使って自分でつくることができますので、試してみてはいかがでしょうか。通常、お店で販売されている化学農薬は低毒性の有機リン系農薬が多いようですが、長期間つかっていると身体の震えやふらつき、めまい、冷え、便秘など、慢性中毒症状が出る場合もあります。即効性はないかもしれませんが、気長に害虫退治をしていくと、やがて虫も消え去り、安心でおいしい菜園が完成します。
自然農薬の技術は300年も前に確立されており、中には毒性の高い植物をつかうなど、危険性がある農薬も見られます。ここでは、トウガラシやヨモギ、ドクダミ、それにニンニクを使った自然農薬の作り方を紹介します
自然農薬の効果
自然農薬の効果は数日です。化学農薬のようにすぐに害虫が死んだり、雑草が消えることはありません。継続して使っているうちに、いつの間にか害虫がいなくなっている、というふうな効果です。
使用法
  • つかい方は、薄めの液を早めにかける方が効果的です。病害虫は葉の裏側に多くいるので、自然農薬も葉の裏にかけます。また、秋にかなり繁殖しますので、秋は春より多く散布します。
  • 虫は一般に下に向かって逃げるので、農薬も下から上に散布していくと効果的です。植物はもちろん地表にもたっぷりとかけましょう。自然農薬なので害を与えることはありません。
トウガラシ液
<作り方>
唐辛子は緑から赤みがかった時期のものが効果が高いようです。こんな色のトウガラシは市販されていないので、自分で育てておけばいいでしょう。

・作り方
鍋に水800ccとトウガラシ100gを入れ、15分煮る。トウガラシを取り出して水2リットルの中ですりつぶす。そこに焼酎180ccと水4リットルを足してトウガラシ液の完成。

・使い方
2リットルの水にトウガラシ液100ccを加え、2習慣に一度散布する。

・効果
アオムシ、アブラムシ、ハダニやウイルスによるモザイク病やリンモン病に効果がある。

※唐辛子液とニンニク液の混合でさらに殺虫効果がある。

ニンニク液
<作り方>
ニンニクをすりつぶし、玄米酢50ccと焼酎(35度)180ccと水1リットルを加える。

・つかい方
2リットルの水にニンニク液100ccを加え、2習慣に一度散布する。トウガラシ液100cc、ニンニク液100ccを水2リットルに混ぜて散布すると、効き目はさらに強力になる。

※効果
アブラムシ、スリップス、アオムシに効果がある。

ニンニク木酢液
<作り方>
ニンニクを一片ずつわけて、薄い皮を丁寧にむく。それを木酢液に漬けて3ヶ月以上ねかせる。

・つかい方
1000倍に薄めて葉面散布するだけ。

※効果
アブラムシに効果的

ヨモギ液
<作り方>
2、3cmに切ったヤマヨモギの葉茎100gを水(5リットル)に入れ、水が半分になるまで煎じる。

・ つかい方
そのまま葉面に散布。または植物の株まわりにまく。他の効果として、酸性土壌を正常に戻すことが挙げられる。

※効果
防虫、土壌改善に効果的

ドクダミ液
<作り方>
花咲く時期に採取したドクダミを、広口のガラス瓶かホーローのふたつき容器に詰め込む。そこに焼酎をドクダミがひたひたになるまで注ぐ。一年間、冷暗室に保存すいる。

・つかい方
500〜1000倍に薄めて3日おきぐらいに葉面散布する。

※効果
ウドンコ病に効果がある。