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バラにも負けない美しい牡丹
バラよりも華やかな印象の花、それは牡丹(ぼたん)です。他に類をみないほど花弁を多く持ち、園芸花木の中では最も大きな花を咲かせます。そして誰もが虜にされるのが香りです。ひかえめな甘さという表現がぴったりの、やさしい香りは牡丹の特徴ともなっています。また、美しさとともに強さも併せ持つ牡丹は、害虫に強く、すくすく育つので、この時期、あなたの庭に植えてみてはいかがでしょう。

もともと牡丹は中国北西部の山野に生い茂っていました。
その美しさが認められ、ようやく観賞用として栽培されたのは唐の時代で、宮廷を中心に人気が高くなっていきました。
8世紀、唐はアジアの大国となり長安は世界一の都として名を馳せていましたが、さらに楊貴妃にも愛された花として一気に人々の人気を得ていきます。
日本では江戸時代に庶民の花となり、品種改良も進んで元禄期には三百種以上にもなったといいます。




牡丹の育て方はポイントさえはずさなければ、立派な花を咲かせるのは、それほど難しくはありません。では、そのポイントを見ていきましょう。

肥料
有機質肥料として油粕・骨粉を与える。2月〜3月に2回ほど木の周りを1センチほど掘って施肥し、軽く土寄せする。花後に有機質肥料なら1株につき3〜5握り、化学肥料なら15グラム施す。
水はけのよい場所に植える。水やりはひかえめに。
弱酸性の土にする。
植えて1年は花を咲かせず養生をする。
植え付けや移植は、9月から11月まで。
剪定。剪定は3、4月に株元の不要な芽を取り除く。さらに9月に整枝を目的に剪定する。
花芽かき。大きい花をつけるたけには、4月頃に蕾がでたら、蕾の下に出てくる蕾は取り除く。
害虫対策も忘れずに。