住まいのトレンド - エクステリア&ガーデニング -
アジサイ
じめじめした梅雨を少しでも楽しませてくれる花があるとすれば、アジサイをおいてほかにはないでしょう。日本のいたるところで咲き、特別なにもしなくてもしっかり咲いてくれる丈夫な花です。アジサイは日本で150種、ヨーロッパで改良された園芸品種が400〜500種もあります。今回は、アジサイの小知識を学びましょう。
日本のアジサイは大きく分けて、アジサイ類、ツルアジサイ類、ノリウツギ類、タマアジサイ類に分類できます。アジサイ類はさらにヤマアジサイとガクアジサイ(ハマアジサイ)に分けられ、いずれも夏に美しい花を咲かせます。                 
1879年にイギリスへ持ち込まれた半デマリのガクアジサイがフランスに渡り、そこではじめて西洋アジサイがつくられ、以後、数百をこえる品種がつくられといわれます。その後、ヨーロッパで改良されたアジサイはセイヨウアジサとして日本に里帰りしました。色鮮やかで大きなアジサイの多くがセイヨウアジサイです。
ところで、その年に買った赤いアジサイが、翌年は青い花が咲いてしまったり、咲き始めは薄い青色だったのがだんだん紅色から赤紫色に変わるものや、逆に変化していくものもあります。なぜこんなに花の色が変化するのでしょうか。
一般的にアルカリ土壌では赤色に、酸性土壌では青い花が咲くことが知られ、土壌が何らかの影響を与えていると考えられています。赤いアジサイが酸性土壌で「青色」になってしまったら、石灰をまいてください。石灰で土壌がアルカリ性になりますので、再び赤色に変わるでしょう。
上左/紺照
(コアジサイ)
暗いところでないときれいに花が咲かない品種。葉も美しく、暗いほど紺照と呼ばれる蛍光ブルーになる。
上中・右/藍の中の青
(ヤマアジサイ)
つぼみの紫が品格を感じさせ大人びた雰囲気。青い花がとても印象的。
下左/カシワバアジサイ
(アジサイ)
カシワの葉に似た大きな葉が独特の形と質感を持ち、花も縦形に形成されるという、従来のアジサイのイメージを一掃する品種。北アメリカ原産 。
下右/ベニガク
(ヤマアジサイ)
咲き始めは白い清楚な様子だが,次第に色づきはじめ、やがては鮮やかな紅色に染まり、中にたくさんの小さな花を咲かせる。